権利関係(民法等) 問11-A

AがBとの間で、A所有の甲土地につき建物の所有を目的として一時使用目的ではない賃貸借契約(以下この問において「本件契約」という。)を締結する場合に関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。(1)甲土地にBが賃借権の登記をしなくても、Bの配偶者であるCを所有者として登記されている建物が甲土地上に存在する場合には、甲土地がAからDに売却されても、BはDに対して甲土地に賃借権を有していることを主張できる。

解説

× 誤り

借地権者は、その土地上に「登記されている建物を所有するとき」は借地権の登記がなくても第三者に対抗できるが、判例上この建物の登記は借地権者自身の名義でなければならず、配偶者など他人名義の登記では対抗力が認められないとされている。Cの名義で登記されている本問では、Bは甲土地の売却先Dに借地権を対抗できない。
(法令基準日: 令和7年4月1日)

  • 借地借家法第10条第1項(建物の登記による借地権の対抗力)
  • 最高裁判例(対抗力を有する建物の登記は借地権者自身の名義に限られる)
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出典: 宅地建物取引士資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、令和7年度・問11)

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