AがBに甲建物を月額10万円で賃貸し、BがAの承諾を得て甲建物をCに適法に月額15万円で転貸している場合における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 (1)Aは、Bの賃料の不払いを理由に甲建物の賃貸借契約を解除するには、Cに対して、賃料支払の催告をして甲建物の賃料を支払う機会を与えなければならない。
- ○ 正しい
- × 誤り ✓
解説
× 誤り
(本問の正解肢)。転貸借は原賃貸借の存在を前提として成立するものにすぎず、賃貸人Aが賃借人Bの賃料不払いを理由に原賃貸借契約を解除するに当たり、転借人Cに対して賃料支払の催告をして支払の機会を与える義務はないとするのが判例である(最判昭和37年3月29日)。
(法令基準日: 平成28年4月1日)
- 民法第541条(催告による解除、賃貸人Bへの催告で足りる)
- 判例(転貸借において賃貸人は転借人への催告義務を負わない)
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出典: 宅地建物取引士資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、平成28年度試験・問8)
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