権利関係(民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法等) 問3-C

(同上の設問において)Aから甲土地を購入したBは、所有権移転登記を備えていなかった。Eがこれに乗じてBに高値で売りつけて利益を得る目的でAから甲土地を購入し所有権移転登記を備えた場合、EはBに対して甲土地の所有権を主張することができない。

解説

○ 正しい

(本問の正解肢)。単純悪意者は民法第177条の「第三者」として登記により保護されるが、登記の不存在を主張することが信義則に反すると認められる背信的悪意者は同条の「第三者」から排除される(判例)。Bの窮状に乗じて高値で売りつける目的で買い受けたEはまさに背信的悪意者に当たり、登記を備えていてもBに対して所有権を主張できない。
(法令基準日: 平成28年4月1日)

  • 民法第177条(不動産に関する物権の対抗要件)
  • 判例(背信的悪意者は民法177条の第三者に当たらない)
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出典: 宅地建物取引士資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、平成28年度試験・問3)

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