占有に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。 (1)甲建物の所有者Aが、甲建物の隣家に居住し、甲建物の裏口を常に監視して第三者の侵入を制止していたとしても、甲建物に錠をかけてその鍵を所持しない限り、Aが甲建物を占有しているとはいえない。
- ○ 正しい
- × 誤り ✓
解説
× 誤り
占有(民法第180条)は物に対する事実的支配があれば足り、施錠して鍵を所持することが常に必須の要件となるわけではない。隣接地に居住して常時監視し、第三者の侵入を実効的に制止しているような事情があれば、社会通念上の事実的支配があるとして占有が認められる余地がある。
(法令基準日: 平成27年4月1日)
- 民法第180条(占有権の取得、自己のためにする意思をもって物を所持すること)
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出典: 宅地建物取引士資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、平成27年度試験・問5)
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