権利関係(民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法等) 問7-A

賃貸人Aから賃借人Bが借りたA所有の甲土地の上に、Bが乙建物を所有する場合における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。なお、Bは、自己名義で乙建物の保存登記をしているものとする。 (1)BがAに無断で乙建物をCに月額10万円の賃料で貸した場合、Aは、借地の無断転貸を理由に、甲土地の賃貸借契約を解除することができる。

解説

× 誤り

Bが甲土地の上に自ら所有する乙建物を第三者Cに賃貸することは、甲土地自体の賃借権の譲渡・転貸(民法第612条)には当たらず、土地の無断転貸を理由とする解除の対象とはならない(建物の賃貸は敷地利用権の処分ではなく、建物所有者としての当然の権利行使にすぎないとするのが判例)。
(法令基準日: 平成26年4月1日)

  • 民法第612条(賃借権の無断譲渡・転貸による解除)
  • 判例(借地上の建物の賃貸は敷地の無断転貸に当たらない)
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出典: 宅地建物取引主任者資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、平成26年度試験・問7)

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