Aは、A所有の甲建物につき、Bとの間で期間を10年とする借地借家法第38条第1項の定期建物賃貸借契約を締結し、Bは甲建物をさらにCに賃貸(転貸)した。この場合に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定並びに判例によれば、正しいものはどれか。 (1)BがAに無断で甲建物をCに転貸した場合には、転貸の事情のいかんにかかわらず、AはAB間の賃貸借契約を解除することができる。
- ○ 正しい
- × 誤り ✓
解説
× 誤り
無断転貸であっても、賃貸人に対する背信行為と認めるに足りない特段の事情があるときは解除できないとするのが判例であり、「事情のいかんにかかわらず」解除できるわけではない。
(法令基準日: 平成25年4月1日)
- 民法第612条(賃借権の譲渡及び転貸の制限)
- 判例(無断転貸と背信的行為の理論)
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出典: 宅地建物取引主任者資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、平成25年度試験・問11)
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