権利関係(民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法等) 問6-D

(同上の設問において)Aが甲土地をHとIとに対して二重に譲渡した場合において、Hが所有権移転登記を備えない間にIが甲土地を善意のJに譲渡してJが所有権移転登記を備えたときは、Iがいわゆる背信的悪意者であっても、Hは、Jに対して自らが所有者であることを主張することができない。

解説

○ 正しい

(本問の正解肢)。背信的悪意者は当事者間で登記の欠缺を主張する正当な利益を有しないが、絶対的な無権利者となるわけではなく、背信的悪意者からの転得者が善意であれば有効に権利を取得できる(相対的構成の判例法理)。
(法令基準日: 平成24年4月1日)

  • 民法第177条(不動産に関する物権の変動の対抗要件)
  • 判例(背信的悪意者からの転得者と相対的構成)
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出典: 宅地建物取引主任者資格試験(実施:一般財団法人不動産適正取引推進機構、平成24年度試験・問6)

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